【5分で設定】WordPressのGoogleアナリティクス4(GA4)導入手順を画像で解説

【5分で設定】WordPressのGoogleアナリティクス4(GA4)導入手順を画像で解説
公開日: 2023/06/11
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更新日: 2023/06/21
目次

WordPressでサイトを作ったのでGoogleアナリティクス4(GA4)を導入したい」という方向けの記事です。

Googleアナリティクスの設定はとても簡単で、クリック操作とコピペ作業が主なため、初心者でも5分程度で完了します。

今回はGoogleアナリティクス4(GA4)とWordPressサイトを連携する手順を画像つきで解説します。

WordPressにGoogleアナリティクス4(GA4)を導入する手順

1. Googleアナリティクスにログイン

まずはGoogleアナリティクスにログインします。

左下にある[歯車マーク]をクリックしましょう。

Googleアナリティクストップ

2. アカウントを作成

今回は新たにGoogleアナリティクスアカウントを作成する方法で進めていきます。

[アカウントを作成]をクリックします。

GA4 [アカウントを作成]をクリック

アカウント名はなんでもOKです。このアカウントに複数の測定IDを作れる=複数サイトを計測できるので、会社名や組織名、サービス名などにしておくと良いでしょう。

GA4 アカウント名を設定

「アカウントのデータ共有設定」はすべてチェックでOKです。[次へ]をクリックします。

GA4 チェックして次へ

3. プロパティの作成

次に、プロパティを作成します。以下の3つを設定してください。

  • プロパティ名→「サイト名」など
  • レポートのタイムゾーン→「日本」
  • 通過→「日本円」
GA4 プロパティの作成
Googleアナリティクスの「プロパティ」とは?

Googleアナリティクスの「プロパティ」とは、Webサイトやアプリなど1つにつき1つに割り当てる「単位」のようなものです。

各プロパティには、ユニークなトラッキングIDが割り当てられ、このIDを使用して、ページビュー・セッション数・ユーザー数・流入経路といったデータが収集されます。

つまり、「プロパティ名」はサイト名やブログ名でOKです。

4. ビジネスの説明を設定

「ビジネスの詳細」は、業種とビジネスの規模(従業員数)を設定します。

GA4 ビジネスの説明を設定

設定したら[次へ]をクリック。

5. ビジネス目標を選択する

「ビジネス目標を選択する」では、Googleアナリティクスを使う目的を選択します(複数選択可)。

GA4 ビジネス目標を選択する

とくにGoogleアナリティクスの使い方が変わるわけではないので、迷ったら「ユーザー行動の調査」などを選んでおくと良いと思います。

チェックをつけたら、[作成]をクリック。

6. Google アナリティクス利用規約に同意

利用規約が英語で表示されるので、まずは日本語にします。

Google アナリティクス利用規約に同意

チェックボックスをクリックしてから、[同意する]をクリックしてください。

7. プラットフォームを選択

プラットフォーム選択画面が表示されます。今回はWordPressサイトを登録するので、[ウェブ]を選んでください。

GA4 プラットフォームを選択

8. ストリームを作成する

「データ ストリームの設定」という画面に映るので、サイトのURLと、「ストリーム名」にサイト名を入れます。

GA4 ストリームを作成
▲ サイトURLの「https://」「http://」は省く

入れたら、[ストリームを作成]をクリック。

9. Google タグをコピーする

今回は手動でWordPressにタグを設置する方法を紹介しますので、[手動でインストールする]をクリック。

Google タグを手動でインストールする

(WordPressで「Site Kit by Google」というプラグインを入れていれば、[ウェブサイト作成ツールまたは CMS を使用してインストールする]で解説されている手順で設置できます。)

「手動でインストール」の画面で、計測タグをコピーします。

Google タグをコピーする
▲ 右上のマークをワンクリックでコピーできる

10. Google タグを設置する(GA4タグの設置場所)

コピーしたコードを設置(ペースト)します。

WordPressのテーマによっては、管理画面上で簡単に設置できます。

タグ(or トラッキングID)を管理画面で設定できるWordPressテーマ例
  • Cocoon
  • THE THOR
  • AFFINGER
  • JIN
  • JIN:R
  • SANGO
  • など

※ 2023年6月時点の情報

■ Cocoon(コクーン)の場合

Cocoonの場合、[Cocoon 設定]>[その他のアクセス解析・認証コード設定]>[ヘッド用コード]に貼り付け、[変更をまとめて保存]をクリック。

Cocoonで計測タグを設定する

■ JIN:R(ジンアール)の場合

JIN:Rの場合、[JIN:R設定]>[計測タグ設定]>[2 . Googleアナリティクスの計測タグ]にペーストし、[この設定を保存する]をクリック。

JIN:Rで計測タグを設定する

※ 保存時、403(Forbidden)エラーが出ることがあります。その場合は、 レンタルサーバーの「WAF設定」をOFFにします。

■ WordPressのプラグインで設定する場合

テーマ上に計測タグを設置する機能がない場合は、以下のプラグインの使用をおすすめします。

計測タグを設置できるおすすめGA4連携プラグイン

■ 直接headタグに貼る場合【テーマ不問・プラグイン不要】

テーマにheadタグ編集機能がない、あるいはプラグインを使用したくない場合、ソースコードに直接貼り付けることも可能です。

左のメニューバーから[外観]>[テーマファイルエディター]をクリックし、指定のテーマの「header.php」を選択して、</head>の直前にタグを貼り付けて保存します。

WordPressのテーマファイルエディター

ただし、重要なファイルを手動で編集することになるため、おすすめしません。

11. Googleアナリティクスに戻り、接続を確認する

Googleアナリティクスの画面に戻り、上のアカウント名をクリックします。

先ほど追加したアカウントとプロパティが追加されているので、プロパティ名をクリック。

新しく追加したプロパティ名をクリック

プロパティの「ホーム」へ移動します。

実際のWordPressサイトを別タブで開いて、「過去30分のユーザー」がカウントされていれば、正しく計測されていることが確認できます(反映まで数分時間がかかる場合があります)。

GA4のプロパティのホーム画面
▲「0」と表示される場合は、数分時間を置いてリロードしてみてください

以上でWordPressサイトへのGoogleアナリティクス4導入は完了です。

GA4にアクセスが反映されない場合

上記の手順でGoogleアナリティクスの設定を完了させたにもかかわらず、時間を置いてもアクセスが反映されない場合は、以下のような原因が考えられます。

GA4にアクセスが反映されない原因
  • 計測タグが設定されていない、正しく保存されていない
  • 計測タグが間違っている(正しくペーストできていない)
  • プロパティの選択を間違えている

サイトにGoogleタグが正しく反映されているか確かめるには、検証ツールを使用してください。

Chromeなら、画面上を右クリックで[検証]を選択します。

Chrome検証ツールの開き方

検証ツールを開くとソースコードを見ることができ、その上を一度クリックした状態で、Macなら「⌘+F」でコード検索ができます。

Google tagと検索し、以下のように貼り付けた計測タグがあれば、設定は反映されていることがわかります。

WordPressのGA4導入後にすべきこと

WordPressサイトのGoogleアナリティクス設定が完了したら、次の設定もしておきましょう。

WordPressのGA4導入後にすべきこと

それぞれ必須ではありませんが、より正確にアクセスを解析したり、チームでアナリティクスを利用する際に設定してください。