ホームページがない会社のデメリットは? 作らない理由と企業ホームページ開設率の動向

ホームページがない会社のデメリットは? 作らない理由と企業ホームページ開設率の動向
公開日: 2023/06/04
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更新日: 2023/06/04
目次

「ホームページがない会社のデメリットは?」「企業がホームページを作らない理由は?」

弊社はホームページ制作を行なっており、ホームページを持てないお悩みについてリサーチを行なっております。

実際にホームページを持たないことで、どのようなデメリットがあるのか実例を含めてまとめました。

ホームページを持ちたいけど、予算やリソースの余裕がない……」とお悩みではありませんか?

弊社では、ホームページに関するお悩みについて無料相談をお受けしております。

安く作る方法や、見積もりで省ける項目について、ご提案させていただきます。

押し売りするようなことはございませんので、お気軽にご相談ください!

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ホームページがない会社のデメリット

ホームページがない会社のデメリットは、以下の7つ挙げられます。

ホームページを持たないデメリット
  • Webから集客できない、問い合わせがこない
  • どんなことをしている・考えている企業なのかわからない
  • 企業の信頼性を示せない
  • 他社との違いがわからず、選ばれなくなる
  • ブランディングできない
  • 人材を採用しづらくなる
  • 名刺代わりにホームページを共有できない

Webから集客できない、予約や問い合わせがこない

ホームページがない最大のデメリットは、Webからの集客できなくなることです。

ホームページはWeb上の問い合わせ窓口であり、問い合わせフォームを持たないことは、Web予約や問い合わせの機会損失を意味します。

たとえば実際に、私はとある焼肉屋さんのホームページから、Web予約をしたことがあります。

店舗のホームページを見て、メニューやお店の雰囲気、営業時間をチェックして、そのままサイト上で予約しました。

ホームページの問い合わせフォーム
▲ 弊社サンプルサイトの問い合わせフォーム

飲食店に限らずあらゆる業界において、問い合わせフォームや予約窓口をもつホームページを持つことは、もっとも重要で簡単な集客施策です。

どんなことをしている・考えている企業なのかわからない

ホームページには、企業の活動や理念といった魅力を認知させる役割があります。

会社ホームページの「お知らせ」や「ブログ」、「事業内容」「企業理念」などのページは、誰もが1度は見たことがあるはずです。

たとえば、デザインをどこかの会社に依頼しようとしたら、ホームページのデザイン実績をみたり、スタッフブログで所属デザイナーさんの雰囲気をみたりしますよね。

会社の魅力を広くアピールし、企業のビジョンを公開する意味でも、ホームページを持つことは重要です。

企業の信頼性を示せない

ホームページを持っていないだけで、会社の信頼性を示せない場合があります。

たとえば、ホームページを持ってない保険会社があるとしましょう。

保険商品は、「信頼性」が重要です。

しかし、ホームページがないため、その保険会社がどのような保険商品を提供しているのか、どのようなサービスを提供しているのか、インターネット上ではまったくわかりません。

さらに、企業情報や経営陣の情報、実績、もっと言えば会社の背景や経歴、信念も不明です。

このような会社に、顧客は安心できるでしょうか。

企業の取り組みを明らかにする、つまり「企業の透明性」を高めて、信頼性につなげるのも、ホームページが持つはたらきです。

他社との違いがわからず、選ばれなくなる

競合他社の多いビジネスで、いかに自社を選んでもらうか、日々頭を悩ませている方が多いと思います。

ずばりホームページがない会社は、比較のために必要な情報が得られないために、選ばれなくなってしまいます。

例として、とあるコンサルティング会社2社から営業のメールが届いたとしましょう。

メールの内容自体はどちらも魅力的。A社はホームページリンクがあり、充実した企業情報が載っています。一方、B社はホームページリンクがなく、Googleで調べてもわからない会社です。

このとき、どちらを選ぶか以前に、B社は「独自の価値や専門性」がわからないために、選択肢に入らないことがあり得ます。

「選ばれない」というデメリットを避けるため、ホームページは必要です。

ブランディングできない

ホームページを持たないことで、ブランドの価値を向上させられないこともデメリットとなります。

Googleマップでおしゃれなカフェを探して、ホームページに行き、お店の雰囲気やドリンクメニュー、高級感をチェックした経験はありませんか?

私は、おしゃれなブックカフェを探して、そのホームページを見て、雰囲気が気に入ったのですぐに向かったことがあります。コーヒーにこだわりがあり、また「本好きのための空間」に力を入れている点に魅力を感じたのです。

カフェなら、特徴的なメニューやコーヒーの淹れ方、カフェの雰囲気やインテリアの写真を載せることが、ホームページによるブランディング施策のひとつです。

▼ 以下は、スターバックスの公式サイトで、店内の写真を公開している。

スターバックス富山環水公園店
出典:富山環水公園店|スターバックス コーヒー ジャパン

顧客の心をつかみ、ブランドの価値を高めるために、現在ではホームページが必須といえます。

人材を採用しづらくなる

ホームページは、採用にも役立つものです。

ホームページがなく、事業内容や企業理念が不透明な会社は、顧客だけでなく、人材も惹きつけにくくなります。

とくに優秀な人材は、「成長性のある会社」を選びたいと思うはずです。

ホームページがなく、成長戦略が不明な会社は、選択肢に入らなくなってしまいます。

ホームページを持てば、人材に会社の将来性をアピールできる上、「採用ページ」などを特設で設ければ、その効果は大きくなります。

Webで採用活動を促進する、効果的に行うためにも、ホームページの存在は欠かせません。

名刺代わりにホームページを共有できない

最後に、「名刺代わりにホームページを持てない」というデメリットです。

現在では、名刺としてホームページを持つことが当たり前となってきています。

メールでの挨拶にはホームページURLを添えたり、紙の名刺にホームページへのQRコードを載せたりすることも珍しくありません。

会社について、口頭やテキストで伝えるよりも、ホームページをじっくり見てもらった方が魅力が伝わりやすいこともあります。

弊社では、会社の「名刺」になるホームページ作りをお引き受けしております。無料で相談・お見積りしておりますので、お気軽にご相談ください!


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企業の自社ホームページ開設率は9割以上

※ 2023年6月調査

以下は、総務省 情報流通行政局が公開している「令和4年 通信利用動向調査報告書(企業編)」に載っているグラフです。

令和4年 通信利用動向調査報告書(企業編)
出典:令和4年 通信利用動向調査報告書(企業編)

自社のホームページを開設している企業の割合は 91.8%と前年(令和3年)から 1.4 ポイントの上昇となっている。

産業分類別にみると、金融・保険業(100.0%)、情報通信業(99.2%)、建設業(98.2%)、不動産業(95.5%)、卸売・小売業(93.8%)、および製造業(91.0%)でそれぞれ9割を上回っている。

引用:令和4年 通信利用動向調査報告書(企業編)

2010〜2012年ごろは8割程度で、2020年以降は9割を超えており、企業のホームページ開設率は右肩上がりです。

また、上のグラフで、令和4年の「金融・保健業」、「従業員数1,000〜1,999人」の企業は、100%になっているのも注目です。

中小企業でも約9割が、大企業で信頼性が重要な業種では100%に近い割合が、ホームページを所持しています。

会社がホームページを作らない理由

ホームページを持たないことのデメリットを挙げましたが、理由があってホームページを作らない・作れない理由もあります。

具体的には以下のような理由です。

ホームページを作らない理由
  • ホームページを作る費用がない
  • ホームページについて詳しくない
  • 会社が小さい or 創業期
  • Webに力を入れていない(ホームページを必要としていない)

ホームページを作る費用がない

ホームページを作らない理由の1つめは、やはりお金がかかるためです。

具体的には、以下のような費用がかかります。

  • デザイン費
  • コーディング費
  • ドメイン代
  • レンタルサーバー代
  • コンテンツ更新費

無料〜格安でやりくりすることも可能ですが、ホームページの規模やクオリティにこだわるほど、費用はかさんできます。

ホームページについて詳しくない

ホームページについてあまり詳しくない、Web担当者がいないことも、ホームページを作らない理由のひとつ。

ホームページは作って終わりではなく、継続的に更新・メンテナンスが必要となります。つまり「保守・運用」ができるWeb担当者が必要です。

会社が小さい or 創業期

創業して間もないため、ホームページを用意していないケースもあります。

予算が限られていたり、人材不足になっていたりして、ホームページ制作にリソースを避けないパターンも。

あるいは、営業活動や口コミ、SNSなどのマーケティング手法など、ホームページ以外での顧客獲得を優先することもあります。

ホームページを創業期の早い段階で作ることは、メリットもデメリットもあります。

実際、企業理念やブランドイメージが確定していない時点で、急いでホームページを作ると失敗する可能性もゼロではありません。

Webに力を入れていない(ホームページを必要としていない)

ホームページをそもそも必要としていない会社・ビジネスもあります。

たとえば、以下のようなビジネスが例です。

  • 地域密着型ビジネス(地域の小売店、レストラン、美容院など)
  • オンラインプラットフォームを活用しているビジネス

地域密着型ビジネス

身近に、ホームページを持っていない八百屋さんやお肉屋さん、美容院などはありませんか?

Webではなく、地元の顧客ベースを持っており、地元の口コミやタウン情報誌などの伝統的な広告手法で顧客を獲得していると思います。

地域密着型では、ホームページを作成することよりも、地域の人々との直接的な関係や評判の構築に重点を置くことが多いです。

オンラインプラットフォームを活用しているビジネス

オンラインプラットフォームというと小難しいですが、たとえばAmazon、楽天、BASEといったECサイト、そのほかAirbnb、ホットペッパー、ホットペッパービューティなどのことです。

たとえば、美容院で、ホームページはないけどホットペッパービューティに登録しているというケースは、容易にイメージできると思います。

ホットペッパービューティ上で美容院を検索・予約までできる、つまりWeb集客ができてしまうので、一部のユーザーにとってホームページが不要です。

もちろん、ホームページはブランディングやスタッフブログの役割もあり、オンラインプラットフォームとは別に持つことにもメリットはあります。

ホームページをいますぐ無料で用意する方法

ホームページを持たない理由としては、予算がない、リソースの余裕がないといった理由が多いです。

しかし、ホームページを無料で簡単に用意する方法があります。

すぐに簡単なホームページが欲しい方は、以下のような無料でホームページを作成・公開してみてください。

上記のようなサービスは「ノーコードツール」とも呼ばれ、HTMLやCSSといったコーディング知識がない人でも、直感的にWebサイトを作れます。

たとえば、「STUDIO」を使えば、以下のようなホームページがクリック操作で簡単に作れます。

STUDIOで作ったホームページサンプル
▲ PC・スマホ表示のレスポンシブも簡単に対応できる

弊社では、ノーコードサンプルでのホームページ制作のご相談や、STUDIOを使ったこだわりデザインのWebサイト制作もお手伝いしておりますので、お気軽にご相談ください。


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ホームページを持つ理由に関してよくある質問

最後に、ホームページを持つ理由に関してよくある質問についての回答をまとめました。

ホームページが必要な業種は?

結論として、ほとんどすべての業種でホームページが必要だと考えています。

現代ではすべての人がスマホを持っているため、ホームページは顧客とのWeb上のコミュニケーションに不可欠な存在です。

総務省|令和3年版 情報通信白書|インターネットの利用状況

●個人のインターネット利用率は約8割

2020年のインターネット利用率(個人)は83.4%となっている。また、端末別のインターネット利用率は、「スマートフォン」(68.3%)が「パソコン」(50.4%)を17.9ポイント上回っている。

(一部省略)引用:総務省|令和3年版 情報通信白書|インターネットの利用状況

総務省|令和3年版 情報通信白書|インターネットの利用状況
出典:インターネット利用率の推移|総務省

もちろん、オフラインでの活動に重点をおくビジネス、地域密着型のビジネスなどは、ホームページを必要としない場合もあります。

ホームページは個人事業主でも必要?

個人事業主でも、ホームページを持つメリットがあります。

たとえば、素敵なホームページを名刺代わりに持っておくことで、プロフェッショナルなイメージの構築ができるなど。

たとえば弊社にも、フリーランスの方から協業のご相談をいただくことが多いですが、コーダーやデザイナーの方は、ホームページやポートフォリオサイトのURLが添付されていると安心します。

その上でWebサイトの作り込みされていると、気になることが多いです。

ホームページの初期費用はどのくらい?

ホームページの初期費用相場は、無料〜60万円ほど幅広いです。

ホームページの初期費用としてかかる項目は以下になります。

  • ドメイン代
  • レンタルサーバーの初期費用(無料のサービスも多い)
  • Webデザイン代
  • コーディング代
  • システム開発費(お問い合わせフォームなど)

ノーコードサービスなどを用いれば、無料で済ませることも可能。

一番省きやすいのはWebデザイン代とコーディング代です。テンプレートデザインや、あるいは「WordPress」などを用いることで、デザイン・コーディングをしなくてもある程度完成されたWebサイトを公開できます。

逆にデザインもこだわり、コーディングやシステム開発が必要になるプロジェクトであれば、40〜60万円ほどかかる場合もあります。

ホームページの維持費用はどのくらい?

維持費用もホームページの規模によりますが、月額数千〜40万円程度をイメージすると良いと思います。

具体的に維持費用としてかかる項目は以下です。

  • レンタルサーバー月額料金
  • ドメイン更新費用
  • 保守費用(バグ対応、セキュリティ対策など)
  • コンテンツ更新費用
  • Webマーケティング費用(SEO対策など)

ホームページを維持するだけなら、レンタルサーバーとドメイン更新代だけで、月額数千円で済みます。

ホームページを作っても見られるか(アクセスが増えるか)不安です。

確かに、ホームページを作っても、必ずしもユーザーにみられるかどうかは別問題です。

ホームページへのアクセスを増やす施策のひとつとして、SEOが挙げられます。

SEOとは、特定のキーワードでGoogle検索するユーザーを狙って、自社サイトのページの検索順位を上げることです。

弊社はSEO対策を強みとしており、SEOを意識したホームページ制作を行なっております。お気軽にお問い合せください。

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ホームページを用意する際、ハードルになるのが「初期費用の高さ」です。

とくに作り込んでページ数も多いWebサイトを用意しようと思うと、デザインや開発費で数十万円の初期費用がかかってしまう場合があります。

そこでおすすめしたいのが、「定額制のホームページ制作」です。

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